パート1:異なるワークフローと高精度のため、Aoralscanは従来のシリコーンプリントの問題が解決できる。
先生、どうのようにスキャナーを見つけたのでしょうか?
他のあらたな発見と同様、徐々に覚えると、どんどん可能性を発見していくんです。慣れてきた従来のシリコンプリントと少し異なるワークフローをおくべきです。
具体的にはどうのような違いでしょうか?
まあ、主に準備の一部だけを整えた上で、パラレルや十分なスペースがあるかどうかについて確認することができます。なので、研ぎなおして再スキャンすることができるようになりました。これは最大のメリットです。このような作業は従来のプリントには考えられなかったことです。これが、ワークフローにおける最も著しい変化です。もちろん、間違いなく良い方向に変わっていきます。もうひとつのメリットは、デジタルプリントには不正確がないことです。出来上がった作品の正確さに今でもワクワクしています。
これまでスキャナーで作製した最大のビリッジは何ですか?
7×7から、これだけの仕事でも完璧な精度でした。出血合併症しかありませんでした。スキャンの大きなメリットは、残根をセクションに分けて準備し、1つずつスキャンすることができることです。看護師と私はすでにマッチングアップしたので、私はそれを吹き飛ばし、スキャナーとガンを入れ替えて、素早くスキャンして終わりです。それだけです。さらにスキャンしていくと、血まみれになることもありますが、もう気にしないことになります。なぜなら、その部位をロックしておけば、プリントが何の変形もないと知っているからです。
7から7は本当に大した仕事ですね。口腔内スキャナーの初期モデルは、より大きなブリッジには精度の問題に直面しました。そのせいで、先生のお仕事が制限されたことがありましたか?
そのようなことはないと思います。Aoralscanは素晴らしい機能を果たしてきました。一方、従来印刷では、このような大きな作業では不正確なものが多かったですが、ここではAoralscanが完璧に働けるようになりました。医師の間では、スキャナーの精度は3~4人分くらいが限界だという神話や半信半疑の話がまだまだたくさん流れていますが、私はそれを簡単に否定することができます。
パート2:デジタルプリントのその他の改良、明確性と効率性
その他に評価している機能はありますか?
まさに、サブカーブ測定です。それによって、残根のどこかがアンダーカットされるのか、明らかにわかるからです。大きな鏡を使っても、そこまではっきりと見ることができません。マルチパーツでもこの機能をよく使っています。また、咬合面を確認するオクルードグラムも極めて便利な機能です。クラウンを被せるのに十分なスペースがあるかどうか、すぐに確認できます。十分なスペースがあると思ったのに、スキャンのスケールに境界線が現れたことがあります。再サンディングして再スキャンすると、正しくなったことがわかりました。修正するときに咬合問題もなくなります。
その他に、口腔内スキャナーに驚かれたことはありますか?
モデルなし、ただのクラウンである場合、いつも不思議な気持ちになります。他の歯と比べる前に見ないように、乗り越えるしかありません。しかし、3Dプリンターから印刷したモデルに載っているような大きな仕事なら別です。もう問題がないと信じきっていますから、神経質になることはないです。でも、慣れなければなりません。
時間短縮の計算はされましたか?
従来のフィンガープリントと比較すると、間違いなくスピードアップしました。 タッチとアーティキュレーションに大きな利点があります。なぜなら、精度のおかげで何も調整する必要がないからです。
また、全体のスピードアップに恵まれています。スキャンがすぐにラボで行われることができ、必要であれば完成された義歯が2日間にオフィスに届けます。患者さんはこれに全く慣れていないので、その週に彼らと義歯治しに時間を予約すると、非常に驚いています。患者さんは、それをとても積極的に受け止めてくれます。JSラボデンタルでは、準備から2日以内でも仕事が入って来るので、プロビジョナルレストレーションはほとんど作らないようにしています。これも大きな時間の節約になるとともに、材料費の節約にもなります。
パート3:Aoralscanは、患者により快適な体験を提供し、より良い状況把握を可能にします。
スキャンについて、患者さんはどのようにお考えになりますか?
患者は大体熱心です。シリコンで我慢しなくてもいいだけでなく、後のモニターで歯がどのように回転しているのを見ることができるからです。画面を見るために、患者さんは何度も首を回します。
これを患者さんに紹介しますか?
私のそばに坐ている患者さんは、目を向けずにはいられないだろうと思います。ほとんどの方は「これは何ですか?」と聞きます。快適さだけでなく、モニターに映る自分の歯の色やかなり細かく見えることに「へえ!」と非常に興奮しています。時には、自分の歯が想像と全然違うことに怖気づくこともあるようです。
スキャナーは患者とのコミュニケーションに役立ちますか?
むしろ間接的だと言えます。大きなブリッジのような大きいものを計画し始めれば、準備の前にフルスキャンをして、家でそれをチェックしてからふさわしいスケジュールを立ていています。でも、患者さんに虫歯と、場合によっては多少の凹凸や色素沈着を見せたことまだありません。私に見切りをつけた患者さんもいますが、今のところ議論の必要がないと思います。でも、このままだと、うまくいくんでしょうね。
スキャナーのコストを患者に払わせることについて、考えましたか?
まだ、それを考えたことがないですよ。例えばスロバキアでは、デジタルスキャンに30~40ユーロの支払いを患者に請求していることが知っていますが、私はそのようなやり方はしたくありません。すべての作業も、年々少しずつ価格を上げているので、それで補えるでしょう。ただ、周りのものが全て高くなっていくことに慣れなければなりません。
さらに、第2オフィスが完成したばかりで、スキャナーを貸す予定なので、これも経費になります。
パート4:手に入るかどうかではなく、いつ手に入れるかという問題です–Štěpán Vinkler
スキャンしている時、口腔内を見ず、ほとんどスクリーンを見ていることに気がつきました。最初はこれで問題なかったのでしょうか?
特に、違和感がありません。なぜなら、患者さんの後ろに座っていて、モニターが手前に置くと自然です。最初はもちろん口の中を見ますが、そこから離れてモニターを見なければなりません。内視鏡でどこかを向けていると思われているが、実際はカメラを他のところに向けているわけですから、その方がいいんです。コンピューターの窓から見えるので、スピードが高まるようになります。
スキャンを看護師に任せようと思ったことがありますか?
まだ考えていません。対応できないからというわけではありませんが、その時は何かをやることがないんですから。その時間にコーヒーでも飲みに行きますか?全ての患者にスキャンを使って歯の状態を表すなら、多分考えるでしょう。
看護師にとって便利なことには、最後に何かを混ぜたり、スプーンのシリコンを剥いたりする必要がないことです。彼女はいつもそれを嫌がっていますから。一方、私がフロッシングをしている間、看護師はコンピューターに患者の名前とスキャンする予定の歯を入力するだけです。そして、私がブローしたり、電気を消したりするときは、彼女が手伝ってくれるのです。
私のスキャナーは、おそらく市場で唯一のジェスチャーコントロールが可能なものです。これも最も大きなメリットだと考えています。パソコンを近くに置いておけるので、わざわざ見に行く必要がありません。実はいつも使っています。
他の医者にもスキャナーを勧めようと思いますか?
間違いなくトレンドです。同僚にもよく聞かれるのですが、みんなには「手に入るかどうかではなく、いつ手に入れるのです。」と答えています。ズルズルしないで、早く始めた方がいい、到底いつかは切り替えなければならないからだと勧めています。
JS Lab Dental Laboratoryの詳細情報
デジタル印象に向けようとする歯医者が増えてきました。デジタルプリントの豊かな理論は私たちのラボしか持っていません。AoralscanやiTeroのスキャナーを試すハンズオンワークショップを設けて、参加者の皆さんに体験していただいています。
デジタル印象は、歯科医院だけでなく、歯科技工所においても大幅なコスト削減を実現します。JS Labは、今受けています。
30%以上の印象がデジタル化され、その数は毎月増え続いています。石膏モデルを作製したり、スキャンしたりする必要がなく、院内で印象を採得した上で、すぐに義歯の型取りができるのです。医者がデジタル印象を12時間以内に送ってくれれば、チェコ共和国やスロバキアのほぼ全域で、48時間以内にオールセラミックのクラウンやブリッジをオフィスに届けることができます。
デジタル印象のおかげで、実際的にクレームや不正確に対処する必要がなくなります。来年には、90%の印象がデジタル化されることはできます。なので、石膏は緩く、しかし確かに重要でない材料になると考えています。
デジタル印象ワークショップは無料です。www.otiskovani.czにログオンできます。www.otiskovani.cz.
Jiří Sedláček
JS Labのオーナーは歯科技工士として歯科分野で34年にもわたって勤めています。