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上顎洞挙上術の外科手術ガイド

基本情報:
病院: YinZhou Oral hospital
担当医: Zheng Hui, Yang Jia Ning
外科医: Zheng Hui, Yang Jia Ning
ソリューションデザイナー: Yang Jia Ning, Cao Ming Tao

患者情報:
主訴:大きな欠陥のため、歯#27が3ヶ月前に除去された。患者にインプラントを行うことが必要である。
検査:抜歯エリアははっきりした急性病あるいは慢性炎症がなく、よく治癒された。
診断:歯#27が欠損。
術前CBCT:#27骨の高さは6.6mm、広さは11.3mm。

治療計画:
#27上上顎洞挙上術で、デジタル手術外科ガイドに基づいてインプラントする。

ワークフロー

Ⅰ.口腔内スキャナーによるデータの取得

原色がしている顎のデータを取得する

Ⅱ.手術ガイドの設計

  1. 手術ガイドソフトウェアGuideMiaで設計する
    • BLStraumann 4.8mmx8mmを位置#27に置く計画を立てる。
    • インプラントは、頬側骨プレートから2mm以上外れて、隣接している歯根から2mm以上外れている。
    • インプラントは6mmの深さで置かれる。0.5mmの接骨板が副鼻腔に保存された
    • 上顎洞の増強処置は約2mmで実行される。

2.GuideMiaで外科手術ガイド、Exocadでモデルの設計

Ⅲ.外科手術ガイドとモデルの印刷

プリンターAccuFab-C1で外科手術ガイドとモデルを印刷する。

Ⅳ.外科手術の手順

(1) 手術前の写真。
(2) フラップ手術。
(3) 外科手術ガイドを導入する。

(4) 外科手術ガイドに従って位置付ける。
(5) 外科手術ガイドに従って、19mmツイストドリルで、直径3.8mmまでインプラントベッドを準備する。
(6) 残った骨板をインターナルリフティングツールで叩くと、上顎洞粘膜が剥がれ、上顎洞底挙上術を行うことができる。

(7) 最終的なインプラントベッドの準備。
(8) インプラントに埋め込む。
(9) インプラントを改めて決められた深さと位置に置く。

(10) 長い直径カバーネジをしめる。
(11) 縫合。

手術後の概要とフィードバック

概要:

1.上顎第二大臼歯が外科医の死角になるという状況は多いのである。外科手術ガイドは、インプラントの計画にしたがって正しく実行されることに可能であり、そのため、インプラントが手術中にて正しく置かれられるのである。

2.上顎洞挙上術の場合、パーカッションの前に上顎孔フロアを0.5mmの骨量で保留する必要がある。 しかし、外科医が手術中0.5mmの骨量を正しく保留することは難しい。 保存された骨量が不足であれば、副鼻腔膜の損傷を引き起こす可能性がある。 保留された骨量が過剰であれば、打つことが難しくになり、最後グリーンスティックフラクチャーに引き起こす可能性がある。 外科手術ガイドは、インプラントベッドを準備するために使用され、0.5mmの骨量を正しく保存するため、成功率が高くなこととともに、内側の持ち上げが安全になることも可能である。

チェアサイドインプラントに対する医師のコメント:

1.作製時間が大幅に短縮され、チェアサイドですぐにガイドを手にいれることはより便利かつ速くである。 通常、研究室でガイドを作製するには、少なくとも3〜6日かかる。

2.臨床実践を通じて、診察室で3Dプリンターを用いて作製された外科手術ガイドの精度が臨床必要条件を満たすことができると信じている。

3.チェアサイド3Dプリンターを用いて外科手術ガイドを作製することは、歯医者自らが設計することになる。 従って、設計結果は私たちの要望を満たし、外科手術ガイドに基づいて修復方向また美的方向のインプラント手術を達成することも可能である。