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SHINING3D社の口腔内スキャナーを導入してみて

~当院で使用している口腔内スキャナーについて~

戸越銀座駅前歯科では、SHINING3D社の口腔内スキャナーを使用しております。この製品は2024年6月より光学印象において正式に保険導入が決定されました。ますます、口腔内スキャナーやデジタル製品が活躍していく時代とも言えます。さらには、海外の技術も日本に取り入れていくことが重要になるのは言うまでもありません。患者様だけでなく歯科医師が考えもしないような治療が可能となってくるわけです。現在では、修復物、補綴物の印象だけでなく、咬合検査、顎運動検査、矯正、インプラント、様々な領域で口腔内スキャナーが使用されることが増えてきました。今後、口腔内スキャナーは治療を行っていく上で必須の医療機器になっていくことが考えられます。

~口腔内スキャナーをSHINING3D社に決めた理由~

私は10年前より口腔内スキャナーをデンタルショーや展示会で触ってきており、ほぼ全ての口腔内スキャナーを使用した経験があります。精度が良いもの、感度が良いもの、オプションに優れているもの。さまざまな口腔内スキャナーがありましたが、ここ数年で変化があったのはスキャナーの速度と精度です。正直5年前のスキャナーはどの会社も使いづらいものが多かったのですが、ここ最近で一気に進化しました。もちろんそれに伴って、物価高騰が続き、従業員の賃上げ等も検討しなければならなくなり、経営者としては世知辛い世の中になったと言えます。精度と価格、コストパフォーマンスを重視したときに、SHINING3D社の口腔内スキャナーに目を付けていたところ、新しい製品が出たので、購入した次第です。正直に購入して良かったと思っております。当院は2023年10月に開院したばかりので、開業資金としてはあまり多くの資金を出せる状況ではありませんでした。他の経営者のみなさんも同じように感じると思います。しかし、それでも購入した理由は、スキャナーの速度、精度の良さ、充実した機能、お手頃な価格です。SHINING3D社の口腔内スキャナーは治療に必要な機能がほぼ全て備わっており、先端も患者毎に取り外しができ、滅菌も可能です。滅菌ができない口腔内スキャナーは正直論外です。患者に細菌感染を起こすリスクがあるわけですから、治療以前の問題です。SHINING3D社の口腔内スキャナーはそうした衛生管理がしっかりできるだけではなく、普通の口腔内スキャナーにはない患者健康レポート機能が備わっています。これが他社との大きな違いです。追加の費用が一切かからないため、とても扱いやすい製品となっております。

~患者様に喜んでもらえる治療を目指して~

SHINING3D社の口腔内スキャナーに備わっている患者健康レポート機能は今のところ全ての患者に喜んでもらっております。それもそのはず、いままで自分の口腔内を客観的に動かして見ることは不可能だったわけですから。AIが自動的に判断し、虫歯、着色、噛み合わせ、不良補綴物等の口腔内の問題点をピックアップしてくれます。あとは、歯科医師が最終的な判断を行い、患者にQRコードを読み取ってもらうだけで、いつでもスマートフォンから患者様の3次元的な口腔内データが閲覧できるわけです。自費に関する歯周治療の動機付けができたり、矯正患者への説明に用いたりすることに、高い効果を発揮します。驚いたのは患者様のご家族やご友人様がそれを見て「私もやってほしい!」と来院してくださることです。ここまで効果があるのは予想の範囲外でした。歯科医院に口腔内スキャナーを取り入れたいと考えている先生は是非ともSHINING3D社の製品を検討してみてはいかがでしょうか。

戸越銀座駅前歯科

院長 澤田 憧